釜山（プサン）の東西（トンソ）大学が、韓国の大学としては初めて、中国の大学と共同で中国に大学を開設しました。
釜山市沙上（ササン）区にある東西大学は、中国の中南財経政法大学と共同で湖北省武漢市に設立した4年制の総合大学「韓中国際教育学院」をこのほど開校させました。
これまで韓国の大学が中国で語学など一部の科目を運営するケースはありましたが、中国政府から大学設立の許可を受けたのは東西大が初めてです。
この大学は、ゲームとアニメーション専攻が150人、映画とデジタル専攻が150人など１学年300人で、学生は中国で募集して、1年と2年、そして4年生は武漢で、途中の3年生は東西大の釜山キャンパスでそれぞれ授業を受けます。また卒業証書は両校から同時に受けることになるということです。
東西大学の張済国（チャン・ジェグク）総長は、中国との大学設立について「教育産業を輸出するきっかけになるだろう。これからは徐々に学科と定員を拡大していく」と意欲を示しています。