韓国南部の慶州で行われた国際マラソンで、審判が途中でいなくなったため選手4人がコースを外れて失格になるという事態がありました。
16日、慶尚(キョンサン)南道慶州(キョンジュ)で開かれた「慶州国際マラソン」の40キロ過ぎの地点で、先頭を走っていた10人余りの選手が通過したあとに、韓国選手の中で首位を争っていたオ・ソジンさんとキム・ジフンさんなど4人が走っていましたが、コースを誘導しなければならない審判が席をはずしていてコースを示す標識もなかったため、この4人がコースから離れてしまいました。
主催者はコースを外れた選手を失格にし、残りの選手のゴールインの順番で順位を決めましたが、失格になった選手の怒りが残りました。
マラソン大会でのコース外れのハプニングは、1998年の「東亜(ドンア)マラソン」に出場したキム・イヨン選手以来のできごとです。