韓半島
南北共同経営会社「平壤大麻紡織」 契約破棄の懸念
Write: 2011-10-14 15:17:15 / Update: 2011-10-14 15:17:15
平壤(ピョンヤン)に工場がある南北初の共同経営会社「平壌大麻紡織」が契約破棄の危機に立たされています。
平壌大麻紡織は、韓国の中小衣類メーカー、安東大麻紡織と北韓のセビョル総会社が共同出資して2008年10月に平壤(ピョンヤン)に工場を設立したもので、韓国の技術者と北韓の労働者が協力し合って、平安北道成川郡の農地で栽培された大麻を加工する作業などを行ってきました。
しかし2009年の北韓による長距離ミサイル発射を受けて韓国政府が北韓住民との交流を一切禁止する措置をとったため、それ以後、工場は稼動が中断したままになっています。
この会社の会長を務める韓国のキム・ジョンテ氏が14日、連合ニュースに明らかにしたところによりますと、北韓側事業パートナーの民族経済協力連合会は最近、工場を再稼動できなければ韓国側との契約を破棄せざるを得ないとする内容のファックスを韓国側に送ってきたということです。
これを受けてキム会長は、二週間ほど前から北韓側と電話のやりとりを続けていますが、北韓訪問については政府の承認が得られていないことから、今月中に平壤を訪問できるよう政府の前向きな判断を要請しています。
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