釜山国際映画祭が14日、閉幕します。
今回の映画祭では70ヶ国の307本の映画が上映されましたが、世界で初めて上映されるワールドプレミアムが86本、自国以外では初めて上映されるインターナショナルプレミアムが45本に上りました。
閉幕に合わせて発表される競争部門のニューカランツ賞には、イランのパルシャバフ監督の「静かな旅行」とフィリピンのアルセナス監督の「ニーニョ」の2本が選ばれました。
今年の映画祭は海雲台一帯の40あまりの映画館で参加作品が上映され、19万6000人あまりが映画を鑑賞しました。
また、映画産業博覧会には59の映画関連会社が参加し、620件あまりの商談が進められましたし、アジアフィルムマーケットには28ヶ国の映画関連会社が参加するなど、アジア最大の映画トータルマーケットとしての機能も果たしました。
今年初めてオープンした釜山国際映画祭専用館「映画の殿堂」は、屋内と屋外に合わせて五つのスクリーンがあり、現代的な施設と独創的なデザインが好評でした。