国立ソウル大学に1946年の開校以降初めて日本学の専攻学科が開設されることになりました。
ソウル大学は14日、来年度から新設される東アジア言語文明学部に、日本学専攻学科が含まれると発表しました。
東アジア言語文明学部は、日本、東南アジア、インド、中東など、4つの国と地域の文化を全般的に研究する学部で、定員はそれぞれ20人です。
ソウル大学は2000年代に入ってから日本関連学科の開設を進めましたが、植民地支配など過去の歴史問題なども絡んで一部の教授が反対し、実現せず、2004年に日本研究センターを開設し、日本関連の研究を進めていました。
ソウル大学の関係者は、「日本と関連した研究は大きく進んでいないだけに、日本と関連した学科の新設で学問的研究が活発になるだろう」としています。
日本の東京大学には現代韓国研究センターがあり、韓国に関した研究を進めていますが、韓国と関連した学科自体はありません。