メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓へ批判ビラ飛ばす 脱北者団体

Write: 2011-10-11 10:20:39Update: 2011-10-11 14:35:39

北韓へ批判ビラ飛ばす 脱北者団体

京畿(キョンギ)道坡州(パジュ)市の休戦ライン付近で、10日、脱北者らが北韓体制を批判するビラ20万枚を風船に乗せ北韓に向けて飛ばしました。
これは10日が北韓の朝鮮労働党創立記念日であるとともに、1997年に韓国に亡命してきた黄長ヨブ(ファン・ジャンヨブ)元朝鮮労働党書記の1周忌となることから、北韓を脱出した人たちが作る「自由北韓運動連合」のおよそ20人と、アメリカの人権団体「北韓自由連合」のショルティ代表らが集まり、昼前、展望台の臨津閣(イムジンガク)から北韓体制を批判したビラ20万枚と、1ドル札などをつり下げた大型の風船を北韓に向けて飛ばしました。
ビラには、黄元書記が生きていたころの韓国での活動のようす、黄氏が韓国の国立墓地に埋葬されていることとともに、北韓の支配体制の3代にわたる世襲を非難する内容が盛り込まれています。
また韓国の経済発展ぶりを盛り込んだ書物や北韓に民主化を求める内容のDVD300枚も乗せられました。
北韓の朝鮮中央通信は9日、このようなビラの散布は武力衝突や戦争につながると警告を発していますが、自由北韓運動連合のパク・サンハク代表は、「北韓がいくら脅かしてきても、北韓住民の自由を呼びかける声を止めることはできない。これからもビラの散布を続けます」と話しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >