6か国協議の首席代表を務める新任の林聖男(イム・ソンナム)韓半島平和交渉本部長は6日、ワシントンで、アメリカ国務省のバーンズ副長官と会談し、対北韓政策などについて意見を交わしました。
会談では、先月北京で行われた南北非核化協議での北韓の立場を分析し、今後の米朝及び南北協議の方向について意見を交換したということです。
また、13日に予定されている韓米首脳会談で発表する北韓に対するメッセージの内容についても意見を交換したということです。
林本部長は国務省のハート6か国協議担当特使やアインホーン軍縮担当補佐官とも会談しました。
外交消息筋によりますと、今回の会談は、米朝及び南北協議を通じて、北韓に非核化に向けた事前措置を早期に実施させるための方法を探るのが目的だったということです。
林本部長は今月5日、前任の魏聖洛(ウィ・ソンラク)本部長に代わって新たに韓半島平和交渉本部長に就いたばかりです。