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韓半島

日本から到着の脱北者 携帯や短波ラジオで脱北準備

Write: 2011-10-05 13:00:52Update: 2011-10-05 13:00:52

日本から到着の脱北者 携帯や短波ラジオで脱北準備

日本で保護され、4日韓国に到着した脱北者9人が、北韓政府の監視の目を逃れて短波ラジオや携帯電話で情報収集しながら出港準備を進めていたもようです。
読売新聞が4日に伝えたところによりますと、石川県輪島沖で先月13日に救助された脱北者9人は、韓国を目指していて漂流したのではなく、海上で嵐に遭遇し、過去に脱北者を受け入れたことがある日本に進路を変えたということです。
また、9人は北韓にいたとき、短波ラジオなどで韓国に関する情報を収集し、このうち一人は中国との国境地帯で先に脱北した親戚と携帯電話や郵便で連絡をとっていました。
9人は4年前から北韓を逃れるための準備を進めてきており、船の中からは数千ドルのドルと中国人民元が見つかったということです。
さらに、産経新聞の報道によりますと、9人のうち、40代の男性が「祖父は最高人民会議のペク・ナムウン議長で、父は対南工作機関幹部だった」と主張しているということです。
この男性は、「父親は韓国人を多数拉致し、工作員として韓国に潜入させる工作を指導する立場だったが、粛清され、地方に飛ばされた」と説明していますが、日本人の拉致については「父親からも話を聞いたことがない」と話しているということです。
故ペク・ナムウン議長は日本の大学で学んだ経済学者で、北韓の初代教育相、最高人民会議議長などを歴任し、1979年に86歳で死亡しています。

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