韓国銀行は5日、9月末現在の外貨準備高は3033億8000万ドルで、前月末より88億1000万ドル減少したと明らかにしました。
これは世界的な金融危機が発生した直後の2008年11月以来の減少幅です。
韓国銀行の関係者は、外貨準備高の大幅な減少について、「ユーロ、ポンドなどが大幅に下落し、通貨表示資産の米ドル換算額が大きく減ったため」と説明しています。
4日のニューヨーク外国為替市場で、ドルに対する各通貨の為替相場は、ユーロが6.8%、ポンドが4.1%、日本円0.6%、オーストラリアドル9.8%、カナダドルは6.9%それぞれ下落しました。
しかし、主な通貨の下落だけでは外貨準備高の大幅な減少を説明し切れず、さらに韓国銀行の関係者も「為替レートが主な原因ではあるが、外資運営収益、為替相場の変動の乱高下を防ぐためのスムージングオペレーション、国際機関間の取引なども影響した」と述べており、外国為替当局の介入の影響が少なくないものとみられます。
韓国の外貨準備高は8月末現在、中国、日本、ロシア、台湾、スイス、ブラジル、インドに続く世界8位となり、8か月ぶりに7位から後退しました。