先月9月の貿易収支は14億3500万ドルの黒字で、20か月連続の黒字になりましたが、輸入はこれまでで最大となりました。
知識経済部が1日、発表した9月の輸出入動向によりますと、輸出は471億1800万ドルで、去年9月に比べて19.6%増えたのに対して、輸入は456億8300万ドルで去年9月より30.5%も増え、これまでで最大の輸入額を記録しました。
そして差し引きの貿易収支は14億3500万ドルの黒字となり、20か月連続で黒字を維持しました。
9月の貿易黒字は8月(8億2100万ドル)に比べますと増えたものの、去年9月に比べると金額はほぼ3分に1に減少しています。
輸出を品目別にみますと、石油製品、自動車などは大幅に増えましたが、主力輸出製品である半導体と船舶は減りました。
地域別にはアメリカ向けとヨーロッパ向けが10%台の伸び率に止まったのに対して、日本向けが48.7%、ASEAN向けが43.2%、中国向けが20.5%と大きく伸びました。
一方、輸入は価格の上昇で天然ガス(104%)、石炭(73.4%)、原油(56.7%)などの輸入額が大幅に増えました。
知識経済部は「輸入が30%以上も増えて月間ベースで史上最大となったものの、ユーロ圏での財政危機の拡大、アメリカの景気鈍化などの不確実性の中でも輸出がおよそ20%も増えて、貿易黒字を維持することができた」と説明しています。