釜山にアジアの映画産業の象徴となる「映画の殿堂」が29日、オープンしました。
「映画の殿堂」は地上9階、地下1階で、映画や演劇、音楽会のための多目的のホールが四つあり、釜山国際映画祭組織委員会やメディアセンターが入居することになっています。
また、屋外には、釜山国際映画祭の開会式と閉会式が行われる4000席規模の野外劇場もあります。
「映画の殿堂」は釜山国際映画祭の期間中は映画祭専用の上映館として使われ、普段は映画や演劇、音楽会のために使われます。
「飛翔の夢、世界を開く」と題したオープン記念式には、李明博大統領をはじめ政界や財界の代表、映画関係者など840人あまりが出席しました。
李明博大統領はあいさつで、「16年前に始まった釜山国際映画祭はアジア最高の映画祭に定着した。今後とも成長を続け、世界最高の映画祭に成長していくだろう」と述べました。
釜山国際映画祭は今年で16回目を迎えますが、来月6日から釜山一帯で始まります。