北韓の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長は、最近、平壤(ピョンヤン)を訪問したインドネシアのメガワティ前大統領との会談の約束を体調不良のために見送っていたことが分かりました。
これは日本の時事通信がメガワティ前大統領の側近の情報として24日に伝えたものです。
それによりますと、メガワティ前大統領が率いる闘争民主党代表団15人は今月12日から16日までの日程で平壤を訪問し、期間中、金正日国防委員長と会う約束になっていたということです。
しかし金正日委員長の体調不良で会談は実現せず、北韓側から金正日委員長の健康状態に関する説明を受けることもできなかったということです。
北韓は金正日委員長の動静について、今月11日の公演観覧以来 、23日にラオスのチュンマリ・サイニャソーン大統領と会談するまでの二週間近く、一切公開していません。