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文化

大蔵経千年祝典 1200年ぶりに禅院も初開放

Write: 2011-09-24 15:07:41Update: 2011-09-24 15:37:38

大蔵経千年祝典 1200年ぶりに禅院も初開放

高麗時代に作られた木版のお経・大蔵経ができて1000年を祝う「大蔵経千年世界文化祝典」が23日、開幕し、24日には大蔵経が保管されている海印寺(ヘインサ)の僧侶の修行施設の禅院が1200年ぶりに一般に公開放されました。
大蔵経は、仏教が栄えた高麗時代にモンゴルの侵略を受けた1011年から77年間に渡って作られた木版の経文(きょうもん)で、その数が8万枚を超えることから「八万大蔵経」とも呼ばれています。
今年は大蔵経が作られて1000年という節目の年に当たることから、特別イベントの一つとして大蔵経が保管されている慶尚南道(キョンサンナムド)陜川(ハプチョン)郡にある海印寺で、今回初めて、僧侶たちの修行施設である禅院が24日、一般に公開され、一般人が禅を体験しました。
23日に行われた開幕式には、金滉植(キム・ファンシク)国務総理や17か国の韓国駐在大使らが出席し、金滉植国務総理は「韓国の昔ながらの優れた芸術と科学を知ってもらうきっかけになると思う」とあいさつしました。
「大蔵経千年世界文化祝典」は11月6日まで、大蔵経をモチーフにしたパフォーマンスや僧侶による打楽器演奏会、伝統舞踊などの公演が行われる予定で、組織委員会では「韓国でも指折りのもみじの名所で紅葉を楽しみながら、大蔵経のイベントを通じて心を清めることもできる機会になると思う」と語りました。

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