韓国の仏教やキリスト教など7大宗教団体の代表24人が21日から24日までの日程で平壌を訪問していますが、これらの代表が北韓の国会に当たる最高人民会議のキム・ヨンナム常任委員長に会って懇談したということです。
これは北韓の国営朝鮮中央通信が22日、伝えたもので、懇談の内容については明らかにされていませんが、「同胞愛に溢れる雰囲気の中で懇談した」と報じています。
朝鮮中央通信によると、この日は韓国の宗教団体代表と北韓の宗教関係者らが出席した「民族の和解と団結、平和統一に向けた南北宗教家の集い」が開かれ、「民族の反目と不信、緊張と対立を払拭し、強固な平和を定着させるために南北の宗教家による対話と協力を強化していく」とする共同声明を発表したということです。
韓国の宗教団体代表らは23日には韓民族の霊山とされる白頭山を訪れ、平和を祈願する祈祷会に出席し、24日に帰国する予定です。