韓国観光公社のイ・チャム社長は19日、記者懇談会で、政府が積極的に投資と規制緩和を行えば、外国人観光客を数年のうちに5000万人も誘致できるという考えを示しました。
ドイツから韓国に帰化したイ・チャム社長はこの中で「シンガポールは済州(チェジュ)島の3分の1ほどの面積で人口は500万人に過ぎないが、今年1750万人の観光客が見込まれている。韓国は文化と四季という季節、ファッション、グルメ、レジャーなど多様な魅力を兼ね備えており、アクセスも便利だ。私たちの最終的な目標は韓国の人口を上回る5000万人以上の外国人観光客を誘致することで、インフラを整えていけば数年内にも可能だと思う」と述べました。
一方、イ・チャム社長はこれに先立って観光公社と主な旅行代理店の代表が出席する会議を開き、今年の外国人観光客1000万人達成に向けて、今後、韓流スターとともにする旅行や日本の大震災で行き場に困っているスキー旅行客などを積極的に誘致するマーケッティングを行うことを決めました。