国会の外交通商統一委員会は16日、韓国とアメリカのFTA=自由貿易協定の批准同意案を委員長職権で上程しました。
外交通商統一委員会の与党ハンナラ党の南景弼(ナム・ギョンピル)委員長は、16日の委員会で韓米FTAの批准同意案を職権で上程しました。この批准同意案の委員会上程は、6月3日に国会に提出されて以来106日目になります。
南景弼委員長は、「批准同意案は決してアメリカ議会より先に採決することはない。国会と政府がアメリカとの間でさらなる再交渉が必要だと判断すれば、今度は私が先頭に立って上程を撤回する」と述べ、強行採決はしない方針を明らかにしました。
しかし批准案が上程されたことに野党議員からは強い反発の声が出ており、「韓米FTAの全面廃棄に向けた非常時局会議」に所属する野党議員らは16日、記者会見し、「大統領府青瓦台が10月に韓米首脳会談の計画を発表したことを受けて与党ハンナラ党が、無理に委員会上程に踏み切ったものだ。李明博(イ・ミョンバク)大統領のアメリカ訪問を前にしたアメリカへの手土産ではないか」と、強く批判しました。