政府は北韓が大雨による洪水で深刻な被害が出ているとされていることから、北韓に対して旧暦のお盆にあたる「秋夕」の直後に救援物資を送る計画でしたが、北韓から反応がないため、当分延期することになりました。
統一部のチョン・ヘソン報道官が9日、明らかにしたところによりますと、北韓への水害救援物資として、まず秋夕明けの今月15日に乳幼児への栄養食28億ウォン分を送る計画でしたが、北韓からはまだ何の回答も得られていないということです。
このため15日に北韓に水害救援物資を送ることは困難だと、チョン・ヘソン報道官は述べています。
政府は、先月10日に大韓赤十字社を通じて合わせて50億ウォン分の支援品のリストを北韓側に送りましたが、北韓はとくに拒否する姿勢を示していませんでした。