大邱(テグ)で開かれている世界陸上競技選手権大会は最終日の4日、男子マラソンが行われ、ケニアのアベル・キルイ選手が優勝し、大会2連覇を達成しました。
大邱市内は4日午前、雲に覆われて平均気温は25度を下回り、湿度も高くなく、アフリカ勢の活躍が目立ちました。
1位は、2年前のベルリン大会で優勝した、ケニアのアベル・キルイ選手(29)が、終始自分のペースを保ち、2時間7分38秒でゴールして、金メダルを獲得しました。
2位はケニアのビンセント・キプルト選手で、2時間10分06秒。
3位はエチオピアのペイサ・リルレサ選手でした。
一方、韓国勢は、チョン・ジンヒョク選手(21)が2時間17分04秒で23位に入ったのを最高に、出場5人の成績は振るいませんでした。
これで、韓国は、メダルが期待されていた「男子マラソン団体戦」でも6位に止まり、メダル獲得になりませんでした。
マラソン団体戦は、各国別で最大5人エントリーし、上位3人の成績で争うことになっています。