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韓半島

北韓 「金剛山観光、1日4000人が目標」

Write: 2011-09-01 15:25:10Update: 2011-09-01 16:35:54

北韓 「金剛山観光、1日4000人が目標」

北韓の国営投資機関である朝鮮大豊(テプン)国際投資グループのパク・チョルス総裁は、韓国を排除して独自に進めている金剛山(クムガンサン)観光事業について、1日最大4000人の観光客を誘致することが目標だと述べました。
パク・チョルス総裁は1日、北韓が海外企業やメディアを対象に5泊6日の日程で行っている金剛山観光特区のテスト観光の外国人観光団が8月31日金剛山に到着した直後に行った会見で、「900人が同時に乗れる豪華遊覧船を来年金剛山観光に投入し、夏のシーズンに羅津(ナジン)港から金剛山まで1日4000人を運ぶことを目標にしている」と述べました。
パク・チョルス総裁はまた、「金剛山観光事業は大規模なインフラ整備が最優先課題で、現在一部の投資希望者と協議を行っている」と説明したうえで、「北韓は世界に向かって扉を開いた」と強調しました。
南北共同事業の金剛山観光は、2008年7月に韓国人女性観光客が北韓兵士に射殺されて以来、中断しており、北韓は再開を要求していましたが、韓国政府は事件の真相究明と再発防止などが先決だとして応じていませんでした。
これを受けて、北韓は一方的に現地の韓国側資産を没収し、独占事業権を持つ韓国の企業、現代峨山(アサン)を排除したまま、独自に金剛山観光事業を推進しており、その一環として、8月30日からは、アメリカ、ロシア、ヨーロッパ、中国、日本などの投資企業や、観光会社の社員、メディアの取材陣など130人余りを招請し、北韓東北部の羅先(ラソン)と金剛山を海上で行き来する外国人向けのテスト観光を行っています。
テスト観光団は30日に羅津港を出発し、31日に金剛山観光地区に近い古城(コソン)港に着きました。

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