大邱(テグ)で開かれている陸上の世界選手権は30日、4日目を迎え、女子の棒高跳び決勝で、2004年のアテネオリンピックと、2008年の北京オリンピックを制覇し、2大会ぶり3度目の優勝を目指していた世界記録保持者のロシアのエレーナ・イシンバエワ選手は、メダル獲得に失敗しました。
イシンバエワ選手は、この日、自己ベスト5メートル06にははるかに届かない4メートル65と記録が振るわず6位にとどまりました。イシンバエワ選手は、4メートル65から試合に臨み、これを成功させた後、次の4メートル75は1回目に失敗し、この高さの試技をパス、続いて5人が残った4メートル80に挑みましたが2度とも失敗し敗退となりました。
1位は、4メートル85を記録したブラジルのファビアナ・ムレル選手、2位は、4メートル80のドイツのマルティナ・スタルツ選手、3位は、4メートル75のロシアのスベトラーナ・フェオファノワ選手でした。