大邱で開かれている陸上の世界選手権3日目の29日は午後7時過ぎから、男子ハンマー投げ決勝が行われ、予選を全体のトップで通過した2004年アテネオリンピック金メダリストの日本の室伏広治(むろふし こうじ)選手が初優勝を飾り、今大会日本勢初のメダルを獲得しました。
室伏選手は、自己ベストの82メートル91センチには及ばないものの81メートル24センチの記録を出して、2位のハンガリーのクリスチャン・ポルシュ選手を6センチの差で抑えて優勝、世界選手権で初の金メダルを獲得しました。
日本選手の世界選手権での金メダルは、97年の女子マラソン以来4人目ですが、マラソン以外の種目では初めての快挙となりました。