大邱で開かれている陸上の世界選手権2日目の28日に行われた男子100メートル決勝で2連覇を狙っていた世界記録保持者のジャマイカのウサイン・ボルト選手はフライングによる失格から一夜明けた29日、代理人を通じて声明を発表しました。
この中でボルト選手は「金メダルに輝いた練習パートナーのヨハン・ブレークと、ほかのメダリストに祝福を送る」としたうえで、「連覇を逃したことは大変残念だ。しかし過ぎたことをくよくよ考えても無駄だ。200メートルでベストを尽くす」と述べ、強い意欲を示しました。