大邱で開かれている陸上の世界選手権、2日目の28日は、今大会で最も注目を集めている男子100メートルの決勝が夜の8時45分から大邱のメインスタジアムで行われ、前回覇者で世界記録保持者の中米ジャマイカのウサイン・ボルト選手はスタートで失格し、同じジャマイカのブレーク選手が優勝するという異変が起きました。
男子100メートル決勝には、ボルト選手らジャマイカ勢3人を含む8人がスタートラインにつきました。しかしボルト選手はピストルの合図より先にスタートするフライングをして失格と判定されました。
そして残り7人で行われた決勝レースで、アメリカのディクス選手が爆発的なスタートを切りましたが、終盤、ジャマイカのヨハン・ブレーク選手が追い抜き、9秒93で優勝してジャマイカ陸上のレベルの高さを証明しました。