陸上の第13回世界選手権大会が27日、韓国南部の大邱(テグ)で開幕し、夜7時からメインスタジアムで開会式が行われました。
開会式は韓国伝統の砧(きぬた)打ちのリズミカルな音に合わせたパフォーマンスが披露された後、これまでの最大規模となる202の国と地域の役員・選手団が次々に入場し、4万4000人の観衆が拍手で迎えました。
そして李明博(イ・ミョンバク)大統領が開会を宣言すると、華やかな花火が一斉に打ち上げられました。
続いて1936年のベルリン・オリンピックのマラソンで金メダルを獲得した故孫基禎(ソン・ギジョン)選手をしのぶ映像が上映され、世界的なソプラノ歌手、チョ・スミさんの歌に合わせた幻想的な踊りが演じられて雰囲気を盛り上げました。
世界陸上選手権大会は来月4日までの9日間行われ、1945人の選手が47種目で熱戦を繰り広げます。