北韓が金剛山 観光地区にある韓国企業の施設に電力を供給する発電機周辺に見張りの兵士を配置したことがわかりました。
北韓消息筋が23日明らかにしたところによりますと、北韓は、22日に、金剛山国際観光特区指導局談話で、金剛山観光地区にある韓国企業の資産の法的処分を行うとともに、滞在している韓国人は72時間以内に撤収するよう一方的に要求しましたが、その直後から金剛山観光地区にある現代峨山(アサン)所有の発電機に哨兵を配置しているということです。
現代峨山は、金剛山観光地区に1700キロ級発電機を搭載した発電車両3台を持っており、この発電機がないと電力供給ができず、観光地区にある施設を利用することができません。
北韓は、韓国側の発電機使用中断措置を事前に防ぎ、施設を利用し続けるために、哨兵を配置したものとみられます。