韓国最大手の自動車メーカー・現代自動車の労使が24日、今年の賃上げ交渉で合意し、組合員の投票で可決されれば、3年連続、ストライキ無しで賃上げ交渉が妥結することになります。
現代自動車は、1995年以降、毎年賃上げ交渉が決裂して激しいストライキを行ってきましたが、一昨年2009年から2年連続、ストライキをせずに賃上げ交渉が妥結しました。
今年、現代自動車の労働組合は、今年4月から会社が導入した、タイムオフ制、つまり労働組合専従者の中で、会社が賃金を支払う専従者の範囲を限定する制度をめぐって、会社側と激しく対立するなど、一時、混乱がありましたが、23日、賃上げ交渉が始まり、難航の末、合意に達しました。
この交渉で会社側は、現代自動車の史上最大の売り上げを受けて、基本給やボーナスなどの賃金を、当初案よりさらに引き上げるほか、定年を今の58歳から1年延長すると解答しました。
しかし一方で、会社が賃金を支払う労働組合専従者の範囲を、現在の237人から111人に減らすとし、これに組合側が合意するなど、労使共に譲り合う結果となりました。
現代自動車の労働組合は、26日、交渉の合意案を受け入れるかどうかを問う組合員投票を行う予定で、可決されれば、3年連続、ストライキをせずに賃上げ交渉が妥結することになります。