小説「ママをお願い」で知られる女性小説家シン・ギョンスクさんが、ネットユーザーが選ぶ韓国を代表する作家に選ばれました。
この調査は韓国のネット書店「YES24」が、評論家や出版関係者、文学専攻の大学教授など400人が、まず24人の候補者を選び、その中からネットユーザーが「今年のノーベル文学賞の候補として薦めたい作家」を選ぶもので、 シン・ギョンスクさんが、投票した3万6700人あまりの16.6%にあたる1万1900人の支持を受けて1位になりました。
シン・ギョンスクさんは2008年暮れに発表した、母の献身的な愛を描いた長編小説「ママをお願い」が韓国でベストセラーになっており、ことしはアメリカで英語版が出版され、アメリカのネット書店「アマゾン」が選んだことし上半期の本の10位に上るなど、アメリカでも好評です。
調査を行った韓国のネット書店「YES24」は、1位になったシン・ギョンスクさんの代表作「ママをお願い」の英語版を世界250の国立図書館と大学図書館などに贈ることにしています。