メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓のIOC委員 平昌冬季五輪の共同開催に前向き発言

Write: 2011-07-13 10:17:19Update: 2011-07-13 15:35:13

北韓のIOC委員 平昌冬季五輪の共同開催に前向き発言

北韓のIOC委員が、2018年の平昌冬季オリンピックを南北が共同で開催する案について前向きな姿勢を示したことが明らかになりました。
東京で開かれるアジアオリンピック評議会の総会に出席するため13日朝、成田空港に到着した北韓のチャン・ウンIOC委員は、連合ニュースに対して、「冬季オリンピックがアジアで開催されることは喜ばしい」としたうえで、「南北共同開催が実現することを期待する」と述べたということです。
2018年冬季オリンピックの開催地が韓国の平昌に決まった後、民主党の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表ら野党側から南北共催を提案する声が出ていますが、これに対して北韓が肯定的な反応を示したのはこれが初めてです。
またチャンIOC委員は、「南北間の政治的・軍事的状況が悪化している今の現状を打開しなければならない。でなければオリンピックにも悪影響を及ぼすことになる」と語りました。
しかし、チャンIOC委員は、その後の韓国メディアの報道ぶりを意識してか、数時間後に連合ニュースに対して、「南北共催について議論するのはまだ早い」として慎重な姿勢を伝えてきました。
チャンIOC委員は、午前中の連合ニュースの質問にすべて英語で答えましたが、IOC総会でのキム・ヨナ選手の英語によるプレゼンテーションについては、「バンクーバーでの演技を見た。今回のプレゼンテーションはすばらしかった」と、韓国語でコメントしたということです。
日本政府は北韓が核実験を実施した2006年10月以降、北韓籍保有者の入国を禁止する措置を取っていますが、スポーツへの政治介入はオリンピック憲章の精神に反するとして、「制裁の特例措置」としてチャン委員ら5人について11日から15日までの5日間、日本への入国を認める有効ビザを発給しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >