韓国の半導体メーカー、ハイニックスの買収にSKテレコムと、STXグループの持ち株会社「株式会社STX」が買収意向書を提出しました。
ハイニックス半導体は2001年に経営破たんし、政府系金融機関からの資金援助を受けて再建銀行団の管理下に入っていますが、資産が16兆ウォン、年間売り上げが12兆ウォンに達し、経営の再建が一段落したことから再建銀行団は保有しているハイニックス株15%を売却することになりました。
金融業界と半導体業界によりますと、SKテレコムと株式会社STXは、8日、ハイニックス買収意向書を共同売却主幹事の一つであるクレディ・スイス・ソウル事務所に提出しました。
このうちSKテレコムは、韓国の主な移動通信会社の1つで、財閥第3位のSKグループの中核会社となっており、通信市場が飽和状態になっていることから、新たな成長事業として半導体産業への進出を目指しています。
一方の株式会社STXは、商船、クルーズ客船、海洋プラント、軍艦のすべてを建造できる能力を持っている財界12位の造船会社グループで、ハイニックスの買収にあたっては中東諸国の政府系ファンドをパートナーとして資金を調達するとしています。
ハイニックスの債権団は今年9月に優先交渉対象社を決めて買収価格の交渉に入り、順調にいけば、11月頃、売却される見通しです。