江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)が2018年冬季オリンピック大会の開催地に選ばれたことで、その経済効果は65兆ウォンにのぼるとみられています。
韓国は今回の決定で、夏と冬のオリンピック、サッカーワールドカップ、世界陸上選手権の4大スポーツイベントをすべて開催する、いわゆるグランドスラムを達成することになりました。
これまで、グランドスラムを達成した国はドイツ、フランス、イタリア、ロシア、日本しかなく、韓国は6番目となります。
2018年の冬のオリンピックが平昌で開催されることによる経済効果について現代(ヒョンデ)経済研究院は、直接・間接的に64兆9000億ウォンの経済効果をもたらすだろうとする報告書をまとめました。
報告書では、オリンピック関連の投資と消費支出による直接的効果を21兆1000億ウォンとみており、これは2002年韓日共催のサッカーワールドカップの2倍に当たります。
また、スタジアムや交通網などの投資により16兆4000億ウォンの経済効果が見込まれ、さらに、平昌が世界的な冬の観光地に発展することによって32兆2000億ウォンの観光効果が予想されるということです。