2018年の冬のオリンピックの開催地が、南アフリカ共和国で開かれているIOC総会で韓国時間7日未明に決まります。
2018年の冬のオリンピックの開催地を決めるIOC=国際オリンピック委員会の総会が、韓国時間で6日午前、南アフリカ共和国のダーバンで始まりました。
冬のオリンピック招致に3度目の挑戦となる韓国の江原道(カンウォンド)・平昌(ピョンチャン)は、ドイツのミュンヘン、フランスのアヌシーに次いで3番目に、午後7時5分から最終プレゼンテーションを行います。
夜10時半からは、IOC委員らによる無記名の電子投票が行われ、明日7日の午前0時頃には結果が発表されることになっています。
投票に参加するのは、IOC委員110人のうち95人になる見通しで、1次の投票でその過半数の48票を獲得した候補地が2018年の冬のオリンピックの開催地となります。
1次の投票で過半数を獲得した候補地がない場合は、得票数で3位となった候補地を除き、1位と2位の候補地で決戦投票が行われます。
平昌は、これまでの2度の挑戦で、1次の投票では全て1位だったものの、決戦投票で2位となっていたことから、今回の投票では決戦投票に備えた準備も徹底して行っているということです。
投票では、韓国の平昌とドイツのミュンヘンが競合すると予想され、両国の大統領や代表的なスポーツ選手が多く参加する最終のプレゼンテーションで勝負が決まるものとみられます。
投票の結果は、7日午前0時頃、IOCのロゲ委員長が発表します。