2018年冬のオリンピックの平昌(ピョンチャン)招致を目指す韓国の代表団は、開催地を決めるIOC=国際オリンピック委員会の総会を前に現地で最後のプレゼンテーションのリハーサルを行いました。
平昌誘致委員会は現地時間で4日午後、南アフリカ共和国のダーバンのコンベンションセンターで、李明博(イ・ミョンバク)大統領も含むプレゼンテーションの発表者8人と100人の代表団が参加する最後のリハーサルを行い、6日の本番に備えました。
このリハーサルでは李明博大統領の他に、バンクーバーオリンピックでフィギュア・スケートの金メダリスト・金妍兒(キム・ヨナ)選手、韓国系アメリカ人でアメリカのスキー国家代表トビー・ドーソン選手、ムン・デソンIOC委員などが発表に立ち、2018年の冬のオリンピックを江原道(カンウォンド)平昌に誘致する意味と利点を強調しました。
平昌誘致委員会は最後のプレゼンテーションを通じて、選手村と競技場が短距離で結ばれているというメリットとともに、韓国とアジアで冬のスポーツが急成長していることや、平昌が冬のスポーツが遅れている国々に配慮したプログラムを行っていることなどを紹介することにしています。
2018年の冬のオリンピックの誘致には平昌とともに、ドイツのミュンヘン、フランスのアヌシーが名乗りを上げており、韓国時間で6日午後開かれるIOC総会での投票で開催地が決まることになっています。