韓国とEU=ヨーロッパ連合とのFTA=自由貿易協定が7月1日に暫定発効します。
韓国にとって中国に次いで世界で2番目に大きい貿易相手であるEUとの間で関税がなくなることによって、韓国の消費生活にはかなりの変化が予想されます。
特に、豚の三枚肉やチーズ、ワインなどヨーロッパ産食品の値段が下がり、生活物価の安定に貢献するものとみられます。
関税の撤廃時期は品目によって異なり、自動車部品や織物製衣類、農産品などEUから輸入される品目の81.7%に当たる9000品目あまりについては7月1日から、また、排気量が1500ccを超える乗用車や化粧品など600品目あまりについては今後2~3年にわたって、さらに1500cc以下の乗用車など700品目あまりは5年にわたって段階的に関税が撤廃されます。
ヨーロッパ27か国からなるEUは、2009年の国内総生産が16兆4000億ドルと、アメリカを上回る世界最大の単一経済圏となっています。
また、韓国との貿易額は去年922億ドルで、中国に次ぐ2番目の貿易相手国でもあります。
対外経済政策研究院をはじめとする政府系研究機関は、韓国とEUのFTAが発効すれば、韓国経済の実質国内総生産は今後10年間で最大5.6%増えると見込んでいます。