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韓半島

韓国の関係者12人が金剛山へ 財産処分めぐり

Write: 2011-06-29 14:40:06Update: 2011-06-29 15:23:01

韓国の関係者12人が金剛山へ 財産処分めぐり

北韓が、北韓の景勝地、金剛山(クムガンサン)特区内にある韓国の不動産などの財産を処分するとして、韓国関係者の北韓入りを求めてきたことに対して、韓国政府と民間の関係者が、29日、金剛山を訪れました。
一行は、政府関係者6人と、金剛山観光を行っていた現代峨山(ヒョンデアサン)、韓国観光公社などの関係者6人の合わせて12人で、午前9時40分頃、軍事境界線を通って北韓に入りました。
今回の金剛山訪問で、北韓が金剛山特区内にある韓国側財産の処理に関する追加の措置について一方的に韓国側に通報することになるか、または、中断したままとなっている金剛山観光の再開に向けて南北間で具体的な議論が行われるかは、はっきりしていません。
統一部のイ・ジョンジュ副報道官は、この日の定例記者会見で、「今回の訪問を通じて北韓のねらいと今後の措置を正確に把握して、必要な対策を取っていく方針だ」と述べました。
金剛山観光は、2008年7月に韓国人観光客が北韓兵士に射殺されて以来、中断しており、北韓は再開を要求していましたが、韓国政府は事件の真相究明と再発防止などが先決だとして応じていませんでした。
また、去年3月に発生した哨戒艦沈没と延坪(ヨンピョン)島砲撃も、金剛山観光再開の足かせとなっています。
北韓は、▼去年4月に金剛山特区内の韓国側資産を没収・凍結し、▼今年に入っては現代峨山が持っていた金剛山観光の独占権を取り消し、▼4月には金剛山特区を国際観光特区に指定し、▼6月2日には関連法を発表しましたが、▼今月17日には、金剛山特区の韓国側資産を整理するとして、30日までに関係者が来るようにと、一方的に通告していました。

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