韓国プロサッカーのKリーグで、八百長に関与した選手10人が永久除名処分となりました。
韓国プロサッカー連盟は17日、会議を行い、八百長に関与した選手10人に対してKリーグの選手資格を永遠に剥奪して、今後、関連職務につくこともできなくすることを決定し、大韓サッカー協会にも、この10人がサッカー関連の業務ができないように協力を要請する方針を決めました。
韓国でプロサッカーが発足して以来、選手が永久除名の懲戒処分を受けたのは今回が初めてです。
韓国プロサッカーKリーグでは、スポーツ・トトと呼ばれる試合結果を当てる宝くじに多額の金をかけて不当な利益を得ようとしたブローカーによってこれら10人の選手が1億ウォン前後で買収されて八百長にかかわったとされており、ブローカーに八百長に加わる選手を紹介した元プロサッカー選手は先月末に自殺し、波紋が広がっていました。
プロサッカー連盟はこれら選手10人が所属していた3つのチームに対しては、スポーツ・トトの収益配当金を10%から30%没収するほか、再発防止に向けて関連規定を見直すことにしています。