メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓住民9人が韓国亡命 小型船で西海南下

Write: 2011-06-15 15:36:24Update: 2011-06-15 17:52:47

北韓住民9人が韓国亡命 小型船で西海南下

北韓住民9人が、先週11日に韓半島西の海を船で南下し、韓国に亡命してきたことが分かりました。
政府の消息筋が15日、明らかにしたところによりますと、先週11日の朝6時頃、大人の男性3人と女性2人、男の子2人、女の子2人、合わせて9人の北韓住民が、エンジンのない小型の船舶に乗って韓半島西の海の海上で発見されたということです。
9人のうち、家族単位で北韓を離れた人々もいるということで、国家情報院や警察、合同参謀本部などの関係機関が、京畿道(キョンギド)始興(シフン)市の中央合同尋問センターで、韓国に亡命した動機や経路などを調査しているということです。
北韓住民が韓国に亡命してきたのは、今年2月5日に北韓住民31人が西海を通じて韓国側に渡ってから4か月ぶりのことで、当時の北韓住民31人のうち、韓国への亡命を希望した4人を除く27人は、3月27日西海を通じて北韓側に送還されました。
北韓住民が集団で北韓を脱出する例が増えていることの背景について、北韓の食糧難がさらに厳しくなっている上、北韓の政治体制に問題が発生しているのではないかという観測が出ています。
一方、この問題と関連しては、北韓が前回の北韓住民の亡命に強く反発していたことから、今回韓国に渡った北韓住民9人の送還を強く求めてくるものと予想され、南北関係が悪化する新たな要因になる可能性があるのではないかと危惧する声も出ています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >