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文化

フランスからの外奎章閣図書 返還祝うイベント

Write: 2011-06-11 14:23:26Update: 2011-06-11 14:23:26

フランスからの外奎章閣図書 返還祝うイベント

45年前の1866年、フランスの艦隊が西海岸の江華(カンファ)島から略奪していった朝鮮王朝時代の古文書、外奎章閣(ウェギュジャンガク)図書がこのほどすべて戻ってきたことを記念するイベントが11日、古文書の保管場所だった江華島と当時の王宮のソウルの景福(キョンボク)宮で行われました。
フランスの艦隊に略奪された外奎章閣図書297冊は、ことし4月から5月にかけてフランスから長期貸し出しという形で韓国に戻され、事実上、返還されました。
11日は、まず午前中に朝鮮王朝の図書保管場所だった江華島の外奎章閣の跡地で祭祀が行われ、図書がすべて戻ってきたことを先祖に報告しました。
続いて、午後、ソウルの景福宮で「外奎章閣儀軌」が戻ったことを祝う歓迎式典と多彩なイベントが行われました。
式典には外奎章閣儀軌がフランスの国立博物館にあることを確認し返還に決定的な貢献をしたパク・ビョンソン博士や、返還に積極的に協力したフランスのジャックラン元文化長官らが招待されました。
国立中央博物館は、来月19日から9月18日までに特別展示会を開いて、返還された古文書のうちおよそ70点を一般公開する予定です。

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