ヨーロッパの芸術の中心地、フランスのパリで現地時間の10日夜、韓国のK-POPアーティストによる公演が行われ、大きな人気を集めました。
公演は来年の「2012韓国訪問の年」の広報も兼ねて、韓国の芸能プロのSMエンターテインメントに所属する東方神起、少女時代、スーパージュニア、シャイニー、エフエックスの5つのK-POPアーティストの合同公演となり、チケットは販売開始10分で売り切れました。
そしてチケットを購入できなかったファンがルーブル博物館の前でデモを行ったため、急きょ追加公演も行われることになりました。
初日の10日の公演は、2日前から順番を待つ列ができ、フランスだけでなく、スペイン、イタリア、ポーランド、セルビアなどからもファンが集まりました。
そしてアーティストたちはおよそ3時間にかけて44曲を披露しました。
公演の後、東方神起は「空港に大勢のファンが詰め掛けているのにびっくりした」と語りました。またスーパージュニアは「K-POPは外国人による作曲と振り付け、歌手のビジュアルがうまくかみ合い、ユーチューブなどのネットワークでK-POPのミュージックビデオが広まったため、ヨーロッパでも知られるようになったと思う」と話していました。
フランスの有力新聞・ルモンドは「韓流 ヨーロッパ進出」という見出しの記事を載せ、「アジアで人気を集めたK-POPがヨーロッパ市場の攻略に乗り出した」として、韓国のK-POPを報道し、大衆紙フィガロもパリでの韓流ファンの熱狂ぶりを報じました。
韓流アーティストたちの公演は、11日に2回目が行われます。