経営が悪化していた韓国外換銀行を2003年にただ同然の不当な方法で買収した疑惑が持たれているアメリカのファンド会社ローンスターが、日本でゴルフー場を大量に経営していることが明らかになり、韓国外換銀行の大株主としての資格がないとの指摘が出ています。
KBSが取材したところ、ローンスターは日本各地で130あまりのゴルフ場を経営しているパシフィック・ゴルフ・グループの事実上の最大株主であることが確認されました。
パシフィック・ゴルフ・グループは去年末現在、連結ベースの資産総額が2600億円、韓国ウォンにして3兆7000億ウォンあまりで、2007年から4年連続で2兆ウォンを上回っています。
現行の銀行法は、金融資産以外の資産が2兆ウォンを超えた場合、金融資本ではなく産業資本に分類しています。
ローンスターは、韓国外換銀行の株51%を保有していますが、ローンスターが産業資本に分類されると、このうち4%についてのみ議決権を行使することができ、また銀行の株を10%以上保有できなくなるため、外換銀行の最大株主としての資格を失うことになります。
金融委員会は今年3月、これまで産業資本ではないかという疑惑が持たれていたローンスターに対し審査を行い、産業資本ではないとの判断を示していました。
ところが、今回ゴルフ場経営の事実が明らかになったことから、金融監督当局の審査結果を全面的に見直す必要があるとの指摘が出ています。