政府は増えるばかりのコメの在庫を解決するために、輸入米に関税を課す時期を前倒しして、来年から実施する方針とみられます。
韓国は1995年からコメ市場の開放によるコメの急激な輸入を防ぐために、これまで市場開放をせずに2014年までは最小市場接近(MMA)に基づいて毎年、合意された物量を義務的に輸入することにしていました。
しかしここ数年、国内でのコメ生産が増えている一方で、国民のコメ離れ現象が著しくなっているため在庫が増え、毎年2万トン켜ずつ増やすという義務的な輸入米の量も負担になってきました。
これを受けて農林水産食品部は、2015年から導入する予定だった輸入米の関税化を通じた市場開放を、来年から繰り上げ実施する計画をまとめ、関連団体などの意見を聞いています。
政府によりますと、従来方針通りに2015年からのコメ関税化の場合、義務的な輸入量が2014年に年間40万9000トンに増えますが、来年から繰り上げ実施した場合は34万8000トンになり、輸入量がおよそ6万トン減ることになります。
農林水産食品部の関係者は「輸入米の価格が上昇して、最近は韓国産のコメ価格の3分の1を超えている。輸入米の関税化が実施されれば、最高400%の関税を課すことができ、韓国産コメの価格競争力も十分つけられると思う」と述べました。
しかし農業関係者の一部からはコメの関税化を早期実施した場合、安い外国産コメの輸入が急増するのではないかと危惧する声も続いています。