今年に入ってアメリカ産牛肉の輸入が大きく増えており、韓国は、3月までにアメリカ産牛肉の最大の輸出市場となりました。
アメリカ農務省がまとめた資料によりますと、今年3月1か月間に韓国が輸入したアメリカ産牛肉は、合わせて2万8875トンでアメリカが、この期間中、海外に輸出した牛肉全体の4分の1にあたります。
このため伝統的にアメリカ産牛肉の1、2位の輸出先だったメキシコや日本を抑えて、韓国がアメリカ産牛肉の最大の輸出市場となりました。
李明博政権発足直後の2008年に、アメリカ産牛肉の輸入反対を訴えるキャンドル集会が全国で行われた韓国で、このようにアメリカ産牛肉の輸入量が急増しているのは、去年暮れから韓国全土に広がった家畜の伝染病、口蹄疫の感染によって牛や豚が大掛かりに処分され、供給が追いつかなくなったことが要因とみられています。
こうしたことから、アメリカ産牛肉の輸入量は、今年2月には前の月より51%、続いて3月も52%急増しており、まだ統計がまとまっていない4月や5月の輸入量も伸び続けているものと予想されています。