北韓では深刻な食糧難で女性の妊娠中絶や売春が急増しているということです。
対北韓支援団体の「よい友だち」の理事長を務めているボッリュン僧侶は5日、ワシントンで開かれたアメリカ平和研究所主催の討論会に出席し、「北韓では慢性的な食糧難が続いており、外国からの支援が中断している中で、貨幣改革の失敗も重なって、都市の住民さえも食糧難に直面している」と指摘しました。
また、「女性は食糧難で結婚や出産を遅らせ、妊娠中絶も増えており、生存のための売春をする女性も増えている」と語りました。
ボッリュン僧侶は、「北韓の食糧難は1990年代半ばに比べると改善されたが、2008年よりは深刻な状況で、北韓では過去15年間、住民に対する配給は事実上なかった」とした上で、「韓国政府は北韓に対する食糧支援をより前向きに検討していくべきだ」と語りました。