フィギュアスケートのバンクーバー冬季オリンピック女子金メダリストの金妍兒(キム・ヨナ)選手が、韓国時間で29日夜、モスクワで開かれる世界選手権大会に出場します。
金妍兒選手が国際大会に出場するのは、1年1カ月ぶりで、今夜披露するショートプログラムは、バレエ音楽の「Giselle(ジゼル)」、出場選手30人の中で最後に演技を披露します。
そしてライバルの日本の浅田真央選手は29番目、安藤美姫樹選手は25番目の出場です。
金妍兒選手は去年2月、バンクーバー冬季オリンピックでは金メダルを獲得しましたが、3月にイタリアのトリノで行われた世界選手権では浅田真央選手に敗れて銀メダルに終わり、世界選手権の2大会連続優勝はなりませんでした。
金妍兒選手は、去年8月、4年間指導を受けていたカナダのブライアン・オーサーコーチとの契約を解消し、10月からはアメリカのピーター・オプガード氏を新しいコーチに迎えて練習を続けてきました。