北韓は金剛山に観光特別地区を設定して、主権を行使することにしたと、朝鮮中央通信が伝えました。
朝鮮中央通信が29日、伝えたところによりますと、北韓の国会に当たる最高人民会議はこのほど、金剛山一帯に観光特別地区を新設し、その開発のために法人、個人、その他の経済組織の自由な投資を奨励し、投資した資本と財産、経営によって得られた利益を法的に保護することにしたということです。
そして韓国の現代グループが進めている金剛山観光の根拠となっている、2002年10月に発表された最高人民会議常任委員会の金剛山観光地区の条例については、その効力を破棄することにしたとしています。
現代グループが進めている金剛山観光事業は、2008年7月に韓国人の女性観光客が北韓軍兵士に射殺されて以来、中断していますが、韓国政府が再開に応じないことから、北韓当局は最近、現代グループに与えている事業の独占権を取り消す措置を取っていました。