北韓の核問題をめぐる6カ国協議で韓国側首席代表をつとめている外交通商部の魏聖洛(ウィ・ソンラク)韓半島平和交渉本部長は、中国が6カ国協議の再開に向けて提案した、先に南北協議と米朝接触を経て協議を再開させることについて、「南北協議はこれまで韓国が提案してきたものであり、協議が行われるかどうかは北韓の出方次第だ」と述べました。
魏聖洛韓半島平和交渉本部長は、今週12日からアメリカを訪問してアメリカ国務省で東アジア政策を担当するキャンベル国務次官補や北韓の核問題などを担当するアメリカのボズワース特別代表らと会って北韓の核問題などについて意見を交わし、帰国しました。
魏聖洛韓半島平和交渉本部長は、韓国の連合ニュースの取材に対して、15日、「会談の順序より重要なのが非核化の進展である。南北間の協議によって非核化に進展がみられ対話も行われてこそ、6カ国協議が実現できる」と強調し、哨戒艦沈没事件は6カ国協議の再開に影響を及ぼす重要な要素であるとする韓国政府の方針を再確認しました。
魏聖洛本部長は、「今回のアメリカ訪問で、アメリカ政府当局者との一連の協議を通じて、北韓のウラン濃縮問題について国連の安全保障理事会で取り上げるなどの制裁措置をそのまま進めながら、北韓との対話を模索することで合意した。また北韓への食糧支援はまだ決まったものがなく、状況を見極めながらアメリカと協議を続けていく」と述べました。
一方、アメリカのクリントン国務長官が16日午後韓国を訪れ、金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官と会談する予定です。