メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

寧辺核施設の安全性に懸念 専門家の指摘相次ぐ

Write: 2011-04-07 15:33:26Update: 2011-04-07 15:33:26

寧辺核施設の安全性に懸念 専門家の指摘相次ぐ

福島第1原発の事故で原子力発電所に対する安全性の問題が指摘されているなか、国内外の専門家から、北韓の核施設の安全性に懸念を示す見方が相次いでいます。
北韓には原子力発電所はありませんが、寧辺(ヨンビョン)核施設などがあり、北韓はこれを維持・管理するための十分な技術や経済力を備えておらず、放射性物質が流出する危険が常に存在するというものです。
韓国原子力研究所の原発事業本部長を務め、韓国型軽水炉の開発で大きな役割を果たしたイ・ビョンリョン博士は7日、連合ニュースとの電話インタビューで、北韓の核施設の設計不良や、値段の安い部品を使っている可能性が高いことなどを指摘し、安全性に対する懸念を示しました。
イ・ビョンリョン博士はそのうえで、「寧辺の5メガワットの黒鉛減速炉は規模が小さく、事故が起きても影響は制限的であると思われるが、北韓が今建設していると主張している軽水炉は、100メガワット級の大容量のもので、事故が起きたらきわめて危険だ」との見方を示しました。
ハイノネン前国際原子力機関(IAEA)事務次長も、北韓が独自に設計し寧辺に建設中の軽水炉は、既存の核施設に比べて放射線漏れなど安全面で問題が生じる可能性が高いとの懸念を示したと、アメリカの自由アジア放送が7日報じました。
ハイノネン前事務次長は、1994年と2007年のIAEA=国際原子力機関による北韓の核査察を主導した人物です。
一方、アメリカの声放送(VOA)の報道によりますと、KEDO=韓半島エネルギー開発機構の軽水炉建設特別技術顧問を務めたアメリカ在住の科学者、チェ・ハングォン博士も、北韓の技術水準や経済事情を考えると核施設の維持・管理をきちんとやっているとは考えられないとして、懸念を示しました。
現在、北韓には寧辺の5メガワットの原子炉や実験用原子炉、8000本の使用済み燃料棒、ウラン濃縮施設、それにウラン鉱山など20余りの核関連施設があるとされています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >