三星(サムソン)電子の1月から3月までの第1四半期の営業利益は3兆ウォンを下回り、7四半期ぶりの最低となりました。
三星電子が7日に発表した第1四半期の連結決算の暫定値によりますと、営業利益は2兆9000億ウォンで、前の年の同じ期間に比べて34.2%減少しました。
これは、去年の9月から12月までの第4四半期より3.7%減ったもので、2009年第2四半期以来の低水準です。
また、売上高は37兆ウォンで、去年の同じ期間より6.8%増えましたが、去年の第4四半期に比べると11.6%減少し、去年の第1四半期以降で最低となりました。
こうした実績の低下は、液晶パネルなど主力製品の価格が下落傾向にあったうえ、市場競争の激化でテレビなどの販売実績が振るわなかったためとみられます。
また、アップル社のスマートフォン「iPhone4」と多機能携帯端末「iPad」の発売による、三星のモバイル機器の販売不振と在庫増加なども影響したものと分析されます。
三星電子は、第2四半期からは半導体や液晶パネルの価格が安定化し、スマートフォン新製品の発売による販売拡大などが見込まれるため、実績が大幅に改善すると予想しています。