映画「ポエトリー(詩)」で主演し好評を博した女優ユン・ジョンヒさんがフランス政府から文化芸術面での功労を評価されて勲章を授与されることになりました。
ユン・ジョンヒさんは今年66歳、1967年にスクリーンにデビューして以来、1970年代を風靡した女優で、これまで250本あまりの映画で主演を演じてきました。
フランスの文化コミュニケーション部が2日発表したところによりますと、ユン・ジョンヒさんは、フランス映画界の推薦を受けて、フランス文化部長官が贈る文化芸術功労勲章の シュヴァリエの受賞者に決まりました。
シュヴァリエ勲章はフランス政府が芸術や文学分野で貢献し、文化の普及に多くの活動を行った人々に贈る賞です。
ユン・ジョンヒさんは去年8月にフランスで公開された映画「ポエトリー」が脚光を浴びたことを機に、これまで映画分野での活躍が認められて、フランス国立映画上映センターからの推薦を受けました。
一方、ユン・ジョンヒさんの夫でピアニストのペク・コンウさんはすでに10年前にこの勲章を授与されており、韓国人夫婦がともにフランス政府から勲章を授与されるのは今回が初めてです。