スイス・フリブール国際映画祭の審査結果が韓国時間で28日未明に発表され、李滄東(イ・チャンドン)監督の映画「詩(ポエトリー)」が、グランプリの「金の視線」賞を受賞しました。
映画「詩」は10代の孫と2人暮らしの60代の女性が、詩を書く喜びを淡々と描いたもので、去年のカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞しています。
フリブール国際映画祭はヨーロッパ文化の多様性を目標に、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなどの作品を主に紹介する映画祭です。
韓国映画のグランプリ受賞は、2002年にパク・キヨン監督の「ラクダ」と、2004年にチョン・スイル監督の「鳥は閉曲線を描く」に次いで3度目です。
一方、「詩」とともにコンペ部門に招待されたヒョンビンとタン・ウェイが主演したキム・テヨン監督の「晩秋」は、国際映画社連盟の「特別言及賞」と若手審査委員が選んだ「エクスチェンジ賞」が贈られました。