国連の世界食糧計画はこのほど、北韓の食糧事情についての報告書をまとめ、北韓では600万人が食糧難に直面しており、43万トンあまりの食糧支援が必要だと発表しました。
世界食糧計画は先月から北韓に調査団を派遣し、食糧事情について調査を進めていました。
報告書は、去年夏の水害や低温現象で北韓の食糧事情は日ごとに悪化しており、特に子どもと女性、高齢者が苦痛を受けていると指摘しました。
アメリカ政府は、北韓への食糧支援は政治的な状況とは切り離して検討しているとしており、世界食糧計画の報告書を受けて、北韓への食糧支援を本格的に検討するものと予想されています。
ところで、アメリカ国務省は、カーター元大統領が来月にも北韓を訪問する予定であることを確認しましたが、あくまでの個人としての訪問で、アメリカ政府の特使として訪問するのではないとしました。
一方、食糧事情を調査するために北韓を訪問した実務者を含む、世界食糧計画の関係者4人が28日に韓国を訪れる予定で、その際に韓国政府に対して北韓への食糧支援を要請するかどうかに関心が寄せられれています。